【生薬の不思議なお話し アサガオ篇】

みなさま、こんばんは(^^)

夏日のような蒸し暑い日が続きますが、夏の風物詩「アサガオ」もそろそろ開花時期になりますね。

七夕の頃が見ごろとされていますが、このアサガオは別名「牽牛花(けんぎゅうか)」と呼ばれることをご存知でしたでしょうか?

この言葉の由来は諸説あるそうですが、朝顔の種が薬として非常に高価で貴重であった事から、これを貰った方々は牛を引いて御礼をしたといういわれから、牛を引く=牽牛花と呼ばれるようになったそうです。

また、七夕伝説に登場する彦星を「牽牛星」と呼ぶことからという説もあるそうですよ(^^)

アサガオは生薬名を「牽牛子(けんごし)」といいます。薬理作用は綺麗なお花の部分ではなく、種にあるのですが、アサガオの綺麗な見た目とは裏腹に、とても強い瀉下成分が含まれています。

元々は薬として伝わっていたものが、その見た目の美しさから、今では観賞用のお花として親しまれるようになったそうです。とても不思議ですよね。

植物、自然の持つ力はまだまだ驚きがいっぱいです(*^_^*)

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『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。