【夏冷えを対策しませんか? 食事篇】

みなさま、こんにちは。

6月15日。今日は「生姜の日」というのをご存知でしょうか?

石川県金沢市には生姜の神を祀る「波自加彌神社(はじがみじんじゃ)」があり、毎年、祭典が行われているそうです(^^)

香辛料にも神様がいるというのは、驚きでした。


さて、先日、夏冷えについて紹介させていただきましたが、今日は食事での「夏冷え対策」を紹介させていただきます。

仕事の合間に、お昼休憩に、「コーヒーで一息♪」という方は多いのではないでしょうか。私もコーヒーが好きなので、1日に何杯もいただいています。ただ、「夏冷え」の視点で考えると、飲み過ぎは注意が必要です。

東洋医学では、食べ物には体を冷やす「陰性食品」と、体を温める「陽性食品」に分けて考えられおり、コーヒーは体を冷やす陰性食品に分類されています。冷えが気になるな~という時は、「紅茶」を選んでみてはいかがでしょうか。紅茶は体を温める効果があり、陽性食品とされています。そして、体を温める作用があるとして、知られている「生姜」もこの陽性食品なんです。


おすすめは生姜と紅茶を組み合わせた、「生姜紅茶」です!

生姜に含まれている「ジンゲロール」は温めることで「ショウガオール」に変わり、冷房で冷えた体を内側から温めて、血流をよくしてくれます。それによって内臓の働きもあがり、余分な水分を排出してくれるのです。

冷えは万病の元と言われ、夏だからといって、油断は禁物です。

食事もバランスが大事ですが、冷えが気になる時は、陽性食品を選んでみることをおすすめします♪

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▼陽性食品(体をあたためる作用)

リンゴ、ニンジン、ショウガ、ゴボウ、海藻、赤身肉・魚、黒砂糖、玄米、そば、紅茶、しょうゆ、天然塩、みそ 等

▼陰性食品(体を冷やす作用)

スイカ、レタス、バナナ、キュウリ、牛乳、バター、マヨネーズ、酢、白砂糖、白米、うどん 等

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。