【生薬の不思議なお話し 筍篇】

あっという間に春の季節となりましたね。入社式や入学式など新生活が始まったばかりで、慌ただしい毎日を送られている方も多いと思います。

本日は疲れが出やすいこの時期、おススメの春野菜「筍」についてご紹介したいと思います(^^)


中医学では、筍は体内の余分な熱を冷ますので、熱による咳や痰を改善し、水のめぐりをよくして、むくみを解消する効果があると言われています。

食物繊維が豊富で、タンパク質も多く含みますので、ダイエット中の方にも嬉しい食材です。また、筍などの表面には、白い結晶物のような物がついていることがありますが、これは「チロシン」と呼び、自律神経を整えてくれる効果があります(*^_^*)納豆や味噌の表面が少し白くなっているのも、このチロシンなんですよ♪


筍は炊き込みご飯や汁物、煮物など、多くの料理で活躍しますね。皆様も今の旬の時期に、是非、味わってみてはいかがでしょうか。

雨後春筍 (うごしゅんじゅん)という言葉があります。

雨が降った後にたくさん生えて出てくる筍のことを意味し、そこから転じて、物事が勢い良く生まれでたり増えたりすることの喩えで使われます。物事の始まりの季節である春、縁起の良い食べ物を食べて、素敵な1年になるようにしたいです(^^)


▼5つの生薬で神経痛・関節痛などの痛みを緩和

漢方に学んだ医薬品『痛散湯』もご紹介しております。

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【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。