【生薬の不思議なお話 ごぼう編】

皆さま、こんにちは(^^)

昨日のニュースで沖縄県の「梅雨入り」が発表されていましたね。スーパーで並んでいる野菜も、だんだんと衣替えの季節を感じられるようになりました。

さて、本日のテーマは野菜の「ごぼう」についてご紹介したいと思います!「ごぼう」というと秋や冬に収穫するイメージがありませんか?体が冷える時は根菜を食べると良いとも言いますよね。


この時期に出荷されるごぼうは「新ごぼう」と呼ばれています。別名を「夏ごぼう」とも言い、成長しきる前に若採りするので、柔らかくアクが少ないのが特徴です!

汚れを落とすだけで、皮付きのまま頂くこが出来るので、栄養もしっかりととれますよね。食物繊維やポリフェノールを多く含んでいるので、便秘やアンチエイジングにもおすすめの食材です。

漢方の世界でも「ごぼう」は重宝されていますよ。

ごぼうの果実を「牛蒡子(ごぼうし)」と呼び、炎症を抑える働きや、熱さましの効果があります。

また、2年以上成長したごぼうの根を乾燥したものを「 牛蒡根(ごぼうこん) 」と呼び、食欲増進、発汗、利尿、咳止めなどの働きがあります。

平安時代には、ごぼうの種子は薬用として使用され、また、ごぼうの根は料理に活用されていたとも・・・!

実は歴史の長い野菜だったんですね(^^)

次回はまた別のお野菜をご紹介させていただきます♪

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【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。