朝・晩とだんだんと冷たい空気が舞い込んでくるようになりました。スーパーでは鍋セットも売り出されており、これからの季節、食べ物で“冷え”を対策されている方も多いのではないでしょうか。
冷えに良い食べ物というと、「生姜」がありますが、
本日は生薬のお話しということで、「生姜」について少しだけ不思議なお話しをさせていただきます。
私たちがお料理などで使う生の「生姜」ですが、
漢方の世界では、生の生姜を乾燥させると生薬名は「生姜(ショウキョウ)」。
一度、湯通しもしくは蒸した後に乾燥させると、「乾姜(カンキョウ)」と名前が変わるんです。また、名前が変わるだけではなく、加工方法によっては効能も変わってきます。「生姜」は吐き気や食欲不振を改善する健胃作用等があり、「乾姜」は体を中から温める作用が強いと言われています。
同じ素材でもどのような加工方法のものを選べは良いのか、
お体の調子によって変わってくるというのは、漢方、生薬の世界はとても奥深いですよね(^^)
季節ごとのおすすめの食材などは、過去の投稿も参考にしていただきたいと思います。
▼冷えに悩む季節。肩・腰・ひざなど、
お体に痛みは出ていませんか?
5つの生薬の力で、神経痛などの痛みを緩和する
『痛散湯』のご紹介http://www.saishunkan.co.jp/tsusanto/about/index.html
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