【食材選びのヒント!漢方の五色とは? 】

今週中には全国的に梅雨入りすると言われていますが、皆様いかがお過ごしですか?

おうち時間の過ごし方にも慣れてきて、それぞれ楽しみ方をみつけていらっしゃるのでは?と思います。

そんな中でもたまに、なんだか体の調子が悪いなあ・・・と感じることはありませんか?

それは「自己回復力」が衰えているサインかもしれません。

自己回復力はストレスや運動不足で衰えると言われているので、おうち時間が長引くことでも自己回復力は衰えていっている可能性があります。

そうならないように、養生で自己回復力を保つことがお勧めです。

養生には「食養生」「体養生」「心養生」がありますが、その中でも今回は食養生についてお話したいと思います。

実は漢方にはバランスよく食事をとるための知恵があります。

「五味」「五性」「五色」です。この三つを意識すると、毎日の食事における栄養バランスが整い、体が持つ自己回復力を保つことができます。

今回はその中でもより手軽に取り入れられそうな「五色」についてのお話です。

漢方には食べ物を5つの色で分類し、色ごとに作用があるため、全ての色を取り入れると自然と健康になると 考え方ます。これを「五色」と呼びます。

その色は「赤」「黄」「緑」「白」「黒」の5つで、これらの食材をバランスよく取り入れることで、すこやかな体に整えるという考えです。

「五色」は、人間の生命活動に必要な3つの要素とされている「気・血・水(き・けつ・すい)」のうち、特に大切な、人間の体を動かす根源エネルギーである「気(き)」を高める効果があるとされています。

「赤」・・・元気と活力を与えてくれる トマトなど

「黄」・・・明るい気分になり、消化を助ける 黄色いパプリカなど

「緑」・・・気分をリラックスさせ、体調を整えてくれる ほうれん草など

「白」・・・心身ともにスッキリとした気持ちになる 白米など

「黒」・・・心を落ち着かせてホルモンバランスを整える 黒ゴマなど

まずは、献立にたくさんの色を入れることを意識することから始めてみてはいかがですか?

今日からでも実践できそうです♪

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。