生薬の不思議なお話しということで、今回は冬の旬な果物『レモン』を紹介したいと思います(^^)
柑橘類の中でも、爽やかな強い酸味のあるレモン。
紅茶の風味づけに使用したり、ジャムに使用したり、料理の隠し味として果汁を絞って使用したりと、様々なことに活用されていますよね。実は健康効果、美容効果もたくさんあります!
代表的な栄養素としては、女性に嬉しい「ビタミンC」です。お肌を健やかに保つ効果があるとされています。
また、お酒を飲む方にも嬉しい効果としては、レモンにはビタミンが豊富に含まれているので、アルコールを分解し、肝機能を高める効果があります!
新年会シーズン。お酒を飲む機会が多い方は、翌朝にレモン水を飲んでみてはいかがでしょうか(^^)
そして、漢方・生薬の世界でもレモンは活用されているんですよ。
レモンの皮を乾燥させた生薬を「枸櫞皮」。読み方は「クエンヒ」といい、クエン酸の名前の由来になったとも言われています。主にストレス性の胃痛、腹満感、食欲不振に良いとされ、古くから漢方でも使われていました。
普段は捨ててしまいがちな果物の皮には、多くの効果があります。「食べ物は捨てる所がない」と言いますが、漢方ではそれがより如実に表れているような気がします(#^.^#)
「普段は食べないけど、もしかしたら体に良い効果があるかも?」と、一度立ち止まって調べてみると、新しい発見があるかもしれません(*^_^*)
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