長梅雨から始まり、台風、その後の猛暑、など今年は気候の変化が激しい夏でしたね。
そんな変化に柔軟に対応しようと様々な対策をとっていた方も多かったと思います。
とはいえ、やはり「食欲がない」「なんとなくダルイ」などといった夏バテの症状を訴える方も少なくないのではないでしょうか。
そこで、この時期の食生活に取り入れていただきたいのが、オクラです!
オクラの原産地はアフリカです。古くから食べられていて、日本へは幕末から明治の初め頃に渡来しましたが、日常野菜として定着したのは、昭和40年ごろだといわれています。
また、オクラの旬は夏です。小ぶりで、うぶ毛がしっかり生えているものを選びましょう。調理する時は軽く水洗いし、塩もみしてあげるとよいですよ。
漢方では、オクラは「脾(ひ)」と「胃(い)」に働きかけてくれると考えられているため、消化機能を向上し、疲労回復に役立つとされています。余分な熱を冷まし、「水(すい)」を補う働きもあるので、夏にぴったりの食材です!
さらにオクラには、タンパク質の吸収をよくする成分が含まれています。豆腐などの良質なタンパク質と一緒に食べると、特に効果があがりそうです(^_-)
夏が終わると秋がやってきます。
秋といえば芸術の秋、読書の秋、スポーツの秋、そして食欲の秋。
今のうちから体調を整えておくと、より一層秋を楽しめそうですね。
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