【お酢がおすすめ!“タコとキュウリとワカメの酢の物”レシピ】

春は「気」が乱れやすい季節です。そんなときは、お酢がおすすめ!

今日は“なぜお酢なのか?”という漢方のお話と、お酢を使ったレシピをご紹介したいと思います。

漢方や薬膳では、「五味(ごみ)」という考え方があります。五味とは、「酸(さん)・苦(く)・甘(かん)・辛(しん)・鹹(かん、塩辛いという意味)」の五つをいい、それぞれ「五臓(ごぞう)」と結びついています。

五味の一つである酸は、五臓のうちの「肝(かん)」を助けるといわれています。肝は気の流れをコントロールしており、気が乱れやすい春は肝を助けてあげることが大切です。酸はすっぱい味ですから、その代表は「お酢」。だから今の季節にはお酢がおすすめなのです!

そんなお酢を摂れる、おすすめのレシピを紹介します!

<タコとキュウリとワカメの酢の物>

材料(2人分)

ゆでダコ…50g

キュウリ…1/3本

ワカメ…水に戻して15gの量

A[酢…大さじ1、塩、砂糖、薄口しょうゆ…各小さじ1]

作り方

1.キュウリを2mmくらいの輪切りにし、塩(分量外)を振り、水気を切ります。

2.ワカメを水で戻し、水気を切ります。

3.タコを2~3mmの厚さにそぎ切りにします。

4.ボウルにAを合わせ、タコ、キュウリ、ワカメを和えて完成!

 

タコは気と血(けつ)を補う、元気の源です。キュウリは体から余分な水分を外に出し、むくみ改善が期待できます。ワカメの旬は3~5月なので、今の時期に食べたい食材。生ワカメを使うのもおすすめです!

ぜひ、作ってみてくださいね。

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。