昨日は10月8日、体育の日でしたね!
体育の日は1964年に開催された東京オリンピックの記念で、
「スポーツに親しみ、健康な心身を培う日」として定められたそうです。
皆さんはスポーツをしたり身体を動かすことができましたか?
さて今回は、前回お伝えしていたように乾燥する季節におすすめの食養生を
ご紹介したいと思います。
(前回の記事はこちら→http://kampo.saishunkan.co.jp/posts/4968469)
以前お伝えしていたように「肺(はい)」は「燥邪(そうじゃ)」の影響を受けやすいため、
乾燥する今の季節は咳や痰などの風邪の諸症状や肌荒れが起きやすくなってしまいます。
これらを予防するには「肺」にうるおいを与え、弱った「肺」の働きを補うことが大切です。
今回は「肺」にうるおいをあたえる効果をもつ、今が旬の「カリン」について
ご紹介したいと思います(^^)
カリンはバラ科の落葉樹になる果実で、とても良い香りがします。
今ではのど飴に配合されているのを見かけることが多いかと思いますが、
実は古くから生薬の「木瓜(もっか)」としても利用されてきました。
カリンは咳止めの作用はもちろん、リンゴ酸・クエン酸も豊富なので疲労回復にも
効果があるといわれています。
風邪の引きやすい今の時期や運動して疲れている時にぴったりです。
カリンの果実は繊維質で渋く、生で食べることはおすすめできないので、
お酒やはちみつ漬けにして飲んだり、ジャムにして食べるといいですよ。
特にはちみつ漬けは、はちみつの体をうるおす効果も合わさるのでおすすめです!!
【はちみつ漬けの作り方】
① カリンを5mmほどに薄くスライスし、ビンに入れる
(果実から取り除いた種はティーパックにまとめ、一緒に入れる)
② はちみつをカリンが浸るくらいまでいれる
③ 1日に一回、ひっくり返すなどして混ぜる
④ 2週間ほどで完成!お湯割りや炭酸水で割って召し上がってください!
簡単なのでぜひ作ってみてはいかがでしょうか?(^^)
体調の崩しやすいこの時期にぜひカリンを取り入れて秋をイキイキと過ごしましょう!
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