【熱中症対策につながる体づくりについて】

連日、異常なくらいの猛暑日が続いています。

総務省消防庁の発表によると、4月30日~8月5日の熱中症による救急搬送者数(速報値)が全国で7万1266人となり、年間の搬送者数が、統計を取り始めた2008年以降で過去最多となったそうで、猛暑のすごさがわかります。


さらに、年齢区分別では、「高齢者(65歳以上)」が48.2%と半数を占めているのですが、なぜ高齢の方が熱中症になりやすいのか? また、そもそも、熱中症にかかりやすい人と、かかりにくい人がいるということを、皆さんはご存知でしょうか?


≪注意 熱中症を発症しやすい人!!≫

1、体調の悪い人

疲労が蓄積している、睡眠不足、発熱、風邪、下痢などの症状の方は、体温調整能力が低下している可能性があります。

2、持病のある人

日常的に薬を服用し、特に、利尿薬、心機能を低下させ血圧を下げる薬剤、高血糖による多尿などで、体内の水分量が少なくなる可能性がある方。

3、高齢者、幼児

高齢の方は、体温の調節機能が落ちてくるため暑さを自覚しにくく、熱を逃がす体の反応が遅れがちです。

また、体温調節機能が十分に発達していない乳幼児も大人以上に注意が必要です。

4、肥満の人、筋肉が少ない人

暑さに強い体のポイントは「体の中の水分の量」なのですが、人間の体の中で、最も大量の水分を保持しているのは、実は「筋肉」です。

体重60kgの成人男性で、約15kg~20kgもの水分が筋肉に蓄えられています。

筋肉が少ない人は水を飲んでも体に貯めておくことが難しく、脱水症状を起こしやすくなるのです。

肥満の人は

・もともと体の水分量が少ない。

・体に熱がこもりやすい。

・汗をかきやすい。

などがあるため、リスク要因が高まります。

また、筋肉量が大きく減りやすい年配者の場合、体の中の水分が5kg~10kgも減ってしまっている場合もあるのです。


≪熱中症の予防は「水分補給」と「暑さを避けること」≫

1、水分補給をしっかりと!

のどが渇いたと感じなくても、こまめに水分をとりましょう。大量に汗をかかない場合でも、1時間に1回、コップ1杯程度の水分補給を目安に。


2、熱中症にかかりにくい室内環境を!

自分がいる環境の気温や湿度をいつも気にしましょう。扇風機やエアコンで室温を適度に下げると同時に、日差しを遮ったり風通しを良くすることで、気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう。


3、外出時の準備をしっかり!

日傘や帽子を着用する、通気性の良い、吸湿、速乾の衣類を着用する、またすぐに水分を補給できるようにお水やスポーツドリンク等を携帯しましょう。


4、水分を蓄えられる体づくり

普段からバランスの良い食事や運動をして、しっかりと筋肉をつけて、水分を蓄えられる体づくりを心がけましょう。

年齢を重ねると、食欲低下による食事の摂取量が減り、必要な水分だけでなく、体づくりに必要な栄養分も十分に摂れていないことがあります。

筋肉づくりのためには、運動と一緒にタンパク質(アミノ酸)もしっかり取っていきましょう。


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