先日、日暮れと共に鈴虫が「リーンリーン」と心地よい音色を奏でていました。
赤とんぼも飛び交い、頬を撫でる風が心なしか涼しく、秋の気配が日に日に近づいているのを感じました。
そうかと思えば、猛暑日の日もあり、まだまだ暑い日が続きそうな気配も・・・。
そんな季節の変わり目である今の時期は、夏の疲れが出やすい時期でもあります。
夏の疲れを残したまま秋を迎えると様々な不調を招いてしまうことにもなりかねません。
そこで今日は、夏の定番そうめんに一味プラスして、残暑を乗り切るメニューをご紹介します。
写真でお分かりのように一味加えるのは酢橘(すだち)です。
酢橘は、食欲増進させる、消化を助ける、爽やかな香りで気を巡らせる、のどの渇きを癒し、肺を潤す(ここでいう「肺」とは「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」うちのひとつをさします)といった効果があり、今の時期ピッタリな食材です。
サンマなどの焼き魚、魚介類の刺身、あるいは焼き松茸などに添える方が多いかと思いますが、時にはそうめんにのせて食べてみてくださいね。
もうしばらくは続きそうな暑さ、日々の献立にひと工夫して、万全な体調で秋を迎えましょう!
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