今日から9月です。皆様いかがお過ごしでしょうか。
まだまだ残暑が厳しいですが、スーパーなどではちらほらと秋の味覚を見かけるようになってきましたね。
この時期に旬を迎える秋の味覚には、「肺(はい)」の機能を高めてくれるものがたくさんあります。
ここでいう「肺」とは「五臓六腑(ごぞうろっぷ)」うちのひとつをさします。
「肺」は潤いを好み、乾燥を嫌います。
「肺」の機能を高めることで、この先の大気の乾燥から体を守ってくれて、咳や痰などの風邪の諸症状や肌荒れが起こりにくくなるといわれています。
また「肺」のほかにも消化吸収を担う「脾(ひ)」の働きも助けてくれますので夏の疲れが残っているこの時期にピッタリですね。
今日はそんな秋の味覚のひとつ、ブドウのお話しです。
ブドウは世界中で親しまれている有名な果物です。
生でいただくのはもちろん、干しブドウやワインなど様々な用途で利用されています。
最近は皮ごと食べられる品種が増え、皮は緑色のものも人気ですね。
皮に多いポリフェノールも摂取できるので、期待が高まっているようです。
また、店頭に並ぶ多くのブドウは種なしですが、以前は種ありのものがほとんどでした。
約60年前に房を長くしようとした改良の過程で偶然得られた副産物なのだそうです。
形も色も味わいも様々な種類がありますが、昔から親しまれてきた「巨峰」は、果皮が紫黒色で糖度が高くジューシーな味わいで、私は大好きです。
皆様がお気に入りの秋の味覚は何ですか?
生命力のみなぎった旬の食べ物を食べて免疫力を高めていきたいですね。
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