9月23日は秋分ですね。
秋分は昼と夜の長さがほぼ同じ日になる日です。
また、極楽浄土があるといわれている真西に日が沈むことから、亡くなった人を偲ぶ「彼岸」と呼ばれています。
そんな秋の彼岸に食べるものといえば「おはぎ」。
おはぎは秋に採れた小豆を煮て食べることが多いですが、小豆にはとても良い働きがあるんです!
9~10月に旬を迎える小豆は平熱でどの食べ物とも相性が良いのですが、水分代謝を整え、老廃物を排出する作用や余分な熱を冷ます作用があります。また、食物繊維も豊富に含まれているため、むくみが気になる方や便秘が気になる方におすすめの食材です。
そんな小豆を使ったおはぎ。おはぎの小豆はつぶあんとこしあん、どちらが主流だと思いますか??
諸説あるようですが、実はおはぎの小豆は「つぶあん」を使うことが一般的とされてきたようです。
それは、旬の小豆の皮は柔らかく、食物繊維などの栄養分も豊富に含まれるからです。
皮まで食べられる方が栄養もあり、無駄にしないという昔の人の知恵だったのかもしれませんね。
今は品種改良などがあり、年中柔らかい皮の小豆が食べられるため、季節を問わずにつぶあんが出ていますが、昔は春の彼岸には固い皮を取り除いた「こしあん」が使われており、それをぼたもちと言うそうですよ!
お彼岸にはぜひ旬の小豆をふんだんに使ったつぶあんのおはぎを召し上がってみてはいかがでしょうか??
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