【冷房によるだるさ対策をしましょう!】

近頃、記録的な暑さが続いていますね。明日から8月、これからもまだ暑さが続きそうですね。こまめに水分・塩分補給をして、熱中症にならないように気を付けてください!!

熱中症は室内でなってしまうことも多いです。すでにご家庭で冷房をつけている方も多いのではないでしょうか。

じめじめした暑い屋外から、家に帰って冷房からの涼しい風を浴びるのは気持ちいいですよね(^^)

ですが、冷房で冷えた室内で過ごしていると、手足の冷え以外にだるさや疲労感を感じることはありませんか?

これらは、冷房で体が冷えすぎたり、温度差の激しい部屋の外と中を行き来することで体温を調節している自律神経が乱れることで起きるといわれています。

自律神経は、漢方の考えの「気・血・水」の「気」に深くかかわっており、「気」が不足すると体がだるく、疲れやすくなる、食欲が落ちるといった症状が現れます。

不足した気を補うには食事をしっかりとり、体を休めることが大切になります。

・食事

夏は湿邪(しつじゃ)の影響により「脾」の機能が落ち、胃腸が弱ったり、暑さ<暑邪(しょじゃ)>により夏バテを引き起こしたりしてしまいます。

(湿邪についてはこちら→http://kampo.saishunkan.co.jp/posts/2545165)

暑いと冷たい食べ物や飲み物など摂りたくなりますが、なるべく温かいものをとって胃腸に負担をかけないようにしましょう。

・入浴

暑い夏はついシャワーで済ませがちになりますが、入浴は体を温めるだけでなく汗を出すことで自律神経のバランスが整えられます。ほかにもリラックス効果により寝付きやすくなることも!!ぜひ、ぬるめのお湯で湯船に浸かって体を休めてください。

暑さが厳しい夏には冷房は必需品です。

冷房と上手に付き合いながら夏を快適に過ごしましょう。

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。