入浴時に体を洗ったり、汗や顔や手を洗った後、水を拭ったりするための木綿の布「手ぬぐい」。
皆様のご家庭にも一つはあるのではないでしょうか?
薄手でかさ張らず、小さくたためて場所をとらずに収納することができますし、さらに、色やデザインも豊富にあることから、 様々な用途で使われて暮らしの中で重宝されてきました。
手ぬぐいの特長は、水に濡れても、すぐに乾くこと。
端が縫われていないのは、清潔を保つために水切れをよくして早く乾くように、という工夫からだそうです。
キッチンでは、食卓を拭いたり、食器を拭いたりする布巾として。
また、手を拭くのもモチロン手ぬぐいで済みます。使い終わった後は、水洗いをして絞って干すだけの簡単お手入れでOK。
また、手ぬぐいはお風呂でも大活躍。体を洗い、顔を洗い、そして最後に浴室から出るときに体の水を拭いて出てこれます。濡れた髪の毛を束ねるのにも使えますね。
その上、丈夫で長持ち。
くたびれてきたら、最後は細かく切って、お掃除の際に雑巾として最後まで使い倒せます。
最近は、機能性だけでなくデザインも注目されています。
日本らしい伝統柄から、現代風のデザインまで様々な物が揃っていて、海外の方のお土産としても人気が高まっているそうですよ!
かくいう私も、手ぬぐいが好きで10枚くらいは持っているのですが、もっぱらインテリアとして楽しんでいます。季節に合わせた絵柄でこう、やわらかな風合いが気に入っています。
改めてみると、機能性も見た目も兼ね備えて、すごく良いモノだと思いませんか?
日本人知恵が詰まった「手ぬぐい」を、改めて暮らしに取り入れてみてはいかがでしょうか。
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