春は寒暖の変化がめまぐるしく、漢方的に言うと『気・血・水(き・けつ・すい)』の流れが乱れたり、「肝」の調子が崩れたりしやすい季節です。
(気血水については、こちら→ https://goo.gl/bpV76z )
「肝」は、全身の「気(き)」と「血(けつ)」の巡りを促進し、ストレスや有害物質により生み出された老廃物を分解または排泄することが主な役割です。また、思考思索出来るのは「肝」の為と言われ、「肝」に異常が出ると無気力となり、ぼーっとしたりすることが多くなってしまいます。
そういった不調を出さずに健やかな春を過ごすためには、「血」を蓄え、「肝」をいたわる食べ物をとることが良いとされています。
そのため「血」を補う貝類や解毒作用のある海藻類などはオススメです。
また、新しい環境でストレスがたまってしまうと「肝」を傷つけるので、食養生をするだけでなく、楽しいことをしてストレスを解消し、無理をしないようにしましょう。
また、具体的な養生について今後ご紹介していきたいと思います。
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