土用といえばウナギですね。
その習慣は江戸時代からといわれていますが、実はそれより前から夏の暑い時期に食べる習慣があったものがあります。
それはしじみです。
一説によると貝塚からも発見され、縄文時代から食べられていたのでは?とも言われています。
しじみの旬は冬だけだと思われがちですが、実は夏も旬です。
夏のしじみは産卵前で実が大きくぷりぷりとして、栄養素もたっぷり詰まっているそうです。
他にも土用に食べるものとして、土用餅や土用卵などがあります。
それぞれにいわれがあって、とても興味深いです。
また、土用は夏だけではなく、春、秋、冬にもあるのだそうです。
いずれも季節の代わり目の頃です。
季節の変わり目は、体調を崩しやすくなります。
「栄養たっぷりな食べ物を取入れることで健康を保つ」という昔の人々の知恵から、「土用しじみ」という習慣も生まれたのかもしれませんね。
今年の土用は7月19日から8月6日です。
夏バテ予防に、皆様は何をお召し上がりになりますか?
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