「ホ、ホ、ホ~タルこい♪」
ホタル=夏というイメージですが、実は5月下旬から6月にかけて孵化するので、6月下旬までが見ごろといわれています。(地域によっては9月ごろまでみられるそうです)
日本には40~50種類のホタルが生息しているそうですが、全てのホタルが光るわけではなく、発光するのは数種類だそうです。
光ることで有名なのは、ゲンジボタルとヘイケボタルですね。
ゲンジボタルは5~7月の早い時期に現れて、少し遅れた6~8月にヘイケボタルが現れます。
南の暖かい地方のほうが早く見られ、北上するにつれて時期は遅くなります。
なんとホタル前線というものもあるようですよ。
ホタルがおしりを光らせる理由は諸説ありますが、主に求愛行動や敵への警告のためといわれています。
種類やオス・メスによって光り方が違うので、たとえばヘイケボタルのオスがゲンジボタルのメスに近寄っていくことはほとんどないそうです。
また、ホタルは日没後の19時半くらいから飛び始めます。
ただし、月が出ている時間や風の強い日はあまり飛ばないようです。
なぜなら、ホタル同士のプロポーズに適さないからです。
月明かりでは蛍の光が目立ちにくいですし、風が強くても飛びにくいですしね 。
ホタルもちゃんといいタイミングを狙っているんですね(^_-)-☆
一時期あまり見かけなくなったという話もありましたが、最近では保護活動が行われていて見られるところも増えてきたようです 。
今年は3密になる可能性があり、お出かけは難しいところもあるかもしれません。
鑑賞可能な時期が限られ一年待つとなると、見られた時の感動はより一層高まりそうです。
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