大寒が過ぎ、いよいよ本格的な寒さがやってきました!
でも、「去年よりは寒くないかも?」と、今年は暖冬ではないかと感じる方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、暖冬だからといって油断は禁物です。
暖冬とは、一般的に「その年の平均気温が平年の+0.5℃以上の冬」のことをいいます。
2015年度は暖冬といわれていますが、それでも1月の平均気温は6.1℃。
グラフのようにあまりほかの年と変わらず、寒い日も多いのです!
そんな寒い日に起こりやすいといわれているのが、「ヒートショック」です。
ヒートショックとは、気温差のあるところへ移動することで血圧が急激に変化し、血管や心臓に負担がかかることを言います。例えば、暖かいリビングから寒い脱衣所へ行き、熱いお風呂に浸かると、血圧は何度も変化してしまいます。
中には、そのときのショックで倒れてしまうことも…。
ヒートショックを防ぐには、寒いお風呂場や脱衣所を暖めることが重要です。
たとえば、着替える前にシャワーで風呂場全体を暖めたり、ヒーターなどで脱衣所を暖めたりすると効果的です。
また、かけ湯をするときにいきなり頭や肩からかけるのではなく、手や足など、心臓に遠い部分からゆっくりかけましょう。
浴槽から急に立ち上がったりするのも血圧の変化のもとです。お湯にはゆっくり浸かり、ゆっくり出るようにしましょう。
今日は、身近に潜む危険であるヒートショックのお話でした。お体に気を付けて、いい養生生活をお過ごしください。
出典:気象庁ホームページ
(http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/monthly_s3.php?prec_no=44&block_no=47662)
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