【果物で気のコントロールをしませんか】

 4月は、「気」のコントロールが難しい時期です。急に暖かくなり、時には熱いくらいの気温になることもありますね。また、雨などが降り、寒くなることもあるので、温度調節に気を遣うときでもあります。

おうち漢方では、春の陽気が「気逆(きぎゃく)」引き起こすことをお伝えしていました。

今回は、体の中で上昇してしまった「気」を降ろす性質のある果物をご紹介したいと思います。


 それは「グレープフルーツ」です。グレープフルーツの旬は「春」です。気が昇っている状態を降ろす性質があります。また、気が昇っている状態のことからことによって高血圧が生じている場合もグレープフルーツは効果的ともいわれています。ただ、高血圧で使用する薬によってはグレープフルーツを避けたほうがいい薬もありますので、注意が必要です。

また、体を冷やす「寒」の性質を持っています。ですので、冷え性の方は食べ過ぎは注意してください。


西洋学的にもビタミンCやクエン酸が豊富で肌のアンチエイジングや健康維持にとてもいい食べ物として知られています。

そのままで食べることも多いかと思いますが、ジュースとして飲んだり、サラダなどの料理に使ったりすることができるので、いろいろな形で摂ることができます。

 今の季節は漢方学的に「気」を降ろす必要もありますし、科学的にも紫外線が強くなってくる時期なので、グレープフルーツはぴったりです。

ぜひ、さまざまな方法で食べてみてください♪

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。