最近めっぽう寒くなりましたね!また、今週末は各地で冷え込みが厳しくなるようなので、皆様お出かけの際は防寒対策をしっかり行って外出をしてくださいね。
再春館がある熊本には名産品がたくさんあるのですが、その中でも有名なものに「からし蓮根」があります。今日は今が旬の蓮根についてお伝えしたいと思います。
蓮根は漢方学的には「白い食材」として生津止渇(せいしんしかつ)と言われるのどを潤し、渇きを収める作用を持っているため、乾燥がひどいこの時期には潤いを是非取り入れて頂きたい素材です。
又、普段体が冷えやすい人は、身体を冷やす生ものや冷たいものはとらない方が良いとされていますが、蓮根は涼血散瘀(りょうけつさんお)という血行を良くする作用を持っているので、生でも体を冷やさないと言われています。
尚、漢方の考え以外でも蓮根は粘膜を潤して、胃腸の粘膜を保護する効果も持っています。そのため、食べ過ぎによる胃もたれや胸やけに効果があると言われています。
さらに、蓮根はあらゆる部分が薬として用いられていました。
花のめしべは強腎に、節は止血に、蓮の実は胃腸を丈夫に、花托(かたく)は血の巡りによく、茎は母乳の出を良くし、葉と花は暑気あたりの解消によいとされています。
様々な力を持つ蓮根!効果が強く発揮される旬のこの時期に是非とって養生していきたいですね。
以前、蓮根レシピについて少しご紹介させていただいておりました!
ご参考にしていただければ幸いです。
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