【24節気「秋分」に食べられるものとは…】

明日は秋分の日ですね。

秋分は日の出、日の入りが真東、真西になり、「昼と夜」の時間がほぼ同じと言われています。又、秋分の日は、「祖先を敬い、亡くなった人を偲ぶ日」として、秋のお彼岸の中日となっていますね。

お彼岸は春・秋とありますが、『暑さも寒さも彼岸まで』と言われ秋分の頃から秋らしい気候となってくる時期です。

昼はまだまだ暑いですが、朝晩はだいぶ涼しくなってきますね。

今までもお伝えしているように寒暖差は「気(き)」を乱します。そうすると思わぬ不調を招きがちなので、注意が必要ですね。

下記URLに養生も載せております参考にしてください。

(https://goo.gl/4Dwxvr【気温差に気を付けましょう!】)

話が変わりますが、秋分の日に食べられるものってご存知でしょうか。


…実はおはぎを食べる習慣があります。

食べるというよりもお墓やお仏壇にお供えをするというのが正しいでしょうか。

理由としては小豆の赤い色には魔除けの効果があり、ご先祖様の邪気を払いのため、又、災難から身を守るためにお供えをするようです。

食べても小豆は、解毒排膿(げどくはいのう)作用という、身体の内外の毒素を消し、膿を排出させるという作用があります。

そういったところからも邪気払い等にも用いられたのかもしれませんね。

「和スイーツ」として欠かせない小豆ですが、

利尿作用がありむくみを解消にも効果があると言われていますし、

ビタミンB1やカリウム、リンも多く含む素材です。

ただ、消化しにくい成分が入っており、もともと消化不良を生じやすい人は食べる量を控えめにした方がよいと言われています。

昔からの習慣にならっておはぎ食べて邪気払いはいかがでしょうか。

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。