【気温差に気を付けましょう!】

今日から9月!多くの学生さんは今日から2学期開始でしょうか。

長い夏休みで生活リズムの崩れてしまった人達はしばらくだるい日々が続きますね。

漢方の考えでは、ヒトには恒常性という常に一定に保とうとする力が働いており、それが乱れると「気」が消耗され、だるさを感じやすくなると言われています。生活リズムが崩れるとだるい理由はそのためなのです!

つまり、生活リズムが変化することで、体が一定リズムでなくなり、「気」が消耗され、疲労感が出やすくなります。

学生のお子様がいらっしゃるお母さん達も9月より生活リズムの変化が生まれ、疲労感を感じるかもしれませんね。

実は、これからの時期は休み明け等に関係なくだるさが出やすい季節になります。

それは気候によるものです。昼はまだまだ暑いが、朝、晩は徐々に涼しくなってきますね。

生活リズムと同じように身体は体温を一定に保とうと恒常性が働いていますが、

暑かったり、寒かったりと気温差がある中、体温を一定に保とうと「気」を消耗していきます。

重ねて夏バテで少食になっていたりすると「気」を生み出すことが出来ずによりだるさを感じてしまいます。

今の時期必要なのは、まず夏バテ等になっている際はタンパク質やビタミン類の豊富な栄養のあるものをしっかり食べて治しましょう。オススメの食材は前の投稿でもお話させて頂いた大豆。疲労回復物質であるアリシンやビタミンB1等を多く含むニンニクもオススメです。

また、朝早くから外出したり、夜遅くまで外出する際は、羽織れるもの等を持ち、まわりの気温、室温に合わせて脱ぎ着して温度変化に対応していきましょう。

過ごしやすくなる季節までもうすぐですね。油断せずに体をいたわっていきましょう。

(そもそも「気」とは→https://goo.gl/bpV76z

【身体をつかさどる「気(き)・血(けつ)・水(すい)」を簡単にご紹介】)

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。