【夏バテに良いツボ押し】

皆様、夏バテにならずに夏をお過ごしでしょうか。

東日本や北日本では平年より涼しい日が続いているため、「大丈夫!」と思われる方もいるかと思いますが、気温差も夏バテを生じてしまいやすくなる要因です!気温がまた上昇する時等は注意していただければと思います。

今日は夏バテ気味な時に効果的なツボ押しをご紹介したいと思います。

夏バテの主な症状として、なんとなくだるさを感じたり、食欲が低下し、何も食べたくないと言われる方が多いですね。

今日はそれらの症状に対して効果的なツボ押しを案内したいと思います。


●湧泉(ゆうせん)

このツボを刺激することで疲労回復し、だるさを解消させることが期待できます。

又、全身の血行をよくするため、冷え症や老廃物を排出するなど様々な作用があるため、「万能のツボ」と言われています。

親指を「湧泉」の中心に当てて垂直に押すのが基本の押し方ですが、ゴルフボールで「湧泉」の辺りをゴロゴロと刺激したり、500ml以下のペットボトルに50~60℃のお湯を入れ、そのペットボトルの側面で「湧泉」を温めたり、底面で刺激したりすることでも効果がありますので、いろいろな方法で試してみてください。片足ずつ1分程度ツボを刺激すると良いといわれています。

●中脘(ちゅうかん)

「中脘」の「中」は真ん中、「脘」は胃という意味で、みぞおちとおへその中間にあるツボです。

食欲不振や消化不良に効果的なツボで、強く押すというよりもツボに中指の腹が当たるように3本の指を当て、軽く押します。ゆっくり揉むようなイメージで刺激してみてください。息を吐くときに押し、吸うときに戻すを5回ほど繰り返すのが良いかと思います。満腹時を避けて行ってください。

だるさ、食欲不振が出ない夏を送って頂きたいと思いますので、是非ツボ押しをやってみて下さいね。

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。