【父の日にもぴったり♪ビール&枝豆で夏の食養生!】

今週の日曜日は「父の日」ですね。

父の日は1909年にアメリカ・ワシントン州のソノラ・スマート・ドッドという女性が、男手1つで自分を育ててくれた父を讃えて、教会の牧師にお願いして父の誕生月である6月に礼拝をしてもらったことがきっかけと言われています。


父の日には白いバラを、という方もいらっしゃると思いますが、中にはビールをプレゼントする予定の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ちょうど父の日の次の日の6月21日から7月6日は、二十四節気のひとつ、夏至で、暦のうえでは、夏のピークにあたります。

夏にはやっぱり冷たくて苦味のあるビールがおいしく感じますものね。

東洋医学的に、ビールのような苦味には清熱・消炎作用があるとされ、体内の熱を冷ましたり、炎症を抑えたり働きがあるので、暑邪(しょじゃ)が影響してくるこの時期にビールをより美味しく感じるのには理由があったようです。

ただし、まだまだ雨が多いこの時期には湿邪(しつじゃ)も影響し、胃腸が弱りがちなので、キンキンに冷えたビールの飲みすぎには気を付けなければなりません。

(邪についてはこちらをご覧ください https://kampo.saishunkan.co.jp/posts/2545210)

そんなときには是非おつまみを活用して養生しましょう。


そこで、今回お勧めするのは「枝豆」です。

枝豆は、血の巡りを助け、気を補い、胃腸の働きを助けて、余分な水分は排出してくれます。

また、タンパク質、ビタミン、アミノ酸、ミネラル類が豊富なので、アルコールの分解を促進し、翌日のむくみ解消にも役立ちます。

今年の父の日には、ビールと共に、枝豆もプレゼントしてみてはいかがでしょうか?

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。