【秋の夜長に、ゆったり入浴】

秋分(9月23日頃)を過ぎたあたりから次第に、昼の時間よりも夜の時間の方が長くなってきました。

冬の始まりである立冬(11月7日頃)の前までを「秋の夜長」と呼びます。

皆様は秋の夜長いかがお過ごしですか?

このところの不安定な天気が原因で、「気(き)」が乱れやすくなって、なんとなく不調を感じている方もいらっしゃるかもしれません。

前回もお伝えしましたが、漢方の考え方では、「気」の流れを整えることはとても大事なことで、バランスの良い食事、快適な睡眠、適度な運動が良いとされています。

↓詳しくは下のサイトをご覧ください↓

https://kampo.saishunkan.co.jp/posts/10488356

今日は、快適な睡眠に導く方法のひとつとして、「ゆったり入浴」をお勧めしたいと思います。

「ゆったり入浴」は38度~40度のぬるめのお湯に10分~15分入浴する方法です。

なぜ、ぬるめのお湯が良いのでしょう。

それは、体の深部を温めてくれるからです。

長く浸かっても熱くないと感じる程度の38度~40度のぬるめのお湯で10分~15分の入浴をすると、深部体温がしっかり上がり、その後下がります。

人は深部体温が下がり始めると眠たくなります。

この落差が大きいほど、深い睡眠になります。

さらに、お湯につかることで血行も良くなり、筋肉もほぐれ、気持ちのリラックス効果も期待でき、快適な睡眠に導いてくれそうです。

今年はご自宅で過ごす日が増えた方も多いかと思いますので、「秋の夜長に、ゆったり入浴」、ぜひ試してみてください(^_-)-☆

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。