【嫁にも食べさせたい!ナスのおすすめレシピ】

「秋茄子は嫁に食わすな」

みなさんも、こんなことわざを一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?

→このことわざのお話はこちら!

http://kampo.saishunkan.co.jp/posts/2927314


でも、夏から秋に移り変わるこの時期、ナスは女性にもおすすめの食材なのです!

○処暑に夏バテが多い?!

もうすぐ処暑(しょしょ)がやってきます!処暑とは二十四節季の1つで、今年は8月23日です。暦の上では、だんだんと暑さがおさまってくる時期と言われています。

でも、この時期は「夏バテ」が多くなりがち。それは夏の暑さからくる「湿邪(しつじゃ)」や「暑邪(しょじゃ)」によって「脾(ひ)」が弱ってしまい、胃腸の働きが弱ってしまうから。胃腸が弱ると「気」が消耗されてしまい、ちょうどこの時期疲れがひどくなりやすくなりがちです。


○この時期おすすめのナス!

ナスの旬は6~9月とされていて、ぜひこの時期に食べたい食材のひとつです!

ナスは「涼(りょう)」の性質を持っているので、身体にこもった熱を取り除いてくれます。それにより「脾(ひ)」が回復するので、「気(き)」もめぐりやすくなるのです!


○嫁にも食べさせたい!おすすめのナスのレシピ

ナスは西洋学的には利尿作用もあるので、むくみを感じやすい女性の方にも摂っていただきたい食材です。

しかし、ことわざにもあるように女性は冷えを感じやすいもの。「涼」の性質をもつナスを食べすぎはよくありません。そんな女性の方でもおすすめの食べ方が「焼きナスの生姜醤油」です!

ナスは焼くことによって「涼」の性質が変わり、冷えを感じやすい方にも食べやすくなります。ナスは皮にも栄養が含まれているので、きれいに洗って皮ごと焼くのがオススメ。さらに、生姜は胃腸の働きを高める「温(おん)」の性質を持っているので、ナスとの相性はばっちりです!

日々の健康は食事から。ナスで処暑をうまく乗り切るのもいいかもしれませんね!(^^)

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。