多くの地域では、梅雨入りが発表されていますが、「まだまだ梅雨のイメージがわかないし、晴れてるし・・・」など感じられているのではないでしょうか。
ですが、そんな毎日でも湿度が高い日もあります。そんな時には、「湿邪(しつじゃ)」の影響も気にすることが大事です。
空気中の「湿気」が悪者となって体に影響を及ぼすとき「湿邪」が関わります。
そんなときには、体の中に水分をため込みやすいため、水分の排出を促していくような働きをもつ季節の食材をとることが大事です。
そんな時にいい食材は「枝豆」や「きゅうり」です。
■枝豆
「枝豆」は、体の中に滞っている水分を促してくれる働きを持っています。湿邪は胃や腸にも影響するため、体の中の水の巡りに関わっている胃や腸にも影響を及ぼし、弱くなることで食欲低下を引き起こすこともあります。枝豆は、胃腸の機能を助けてくれる働きも持っているため、おすすめの食材です。
■きゅうり
「きゅうり」は、一年中手に入る食材ではありますが、実は夏野菜です。体の余分な水分を外に出してくれる働きがあります。また、汗をかいた時に汗と一緒に流れ出てしまう体の中の重要なミネラル分のひとつであるカリウムも豊富に含まれています。カリウムは体内から減ってしまうと、だるさや疲労感を感じやすくなったりします。
そのため、今の季節のような梅雨時期ではあるけれど、晴れて気温も高く、たくさん汗をかきやすいというときにぴったりの食材です。
0コメント