【室内での熱中症にも注意!】

いよいよ夏真っ盛り。

連日、ご自宅でオリンピック観戦をされている方も多いのではないでしょうか。

選手の皆様の頑張る姿は本当に素晴らしいですよね!

一方で、注意したいのが室内での熱中症です。

一日中室内にいることで、思いのほか室温が上昇していることに気づかないことがあり、知らず知らずのうちに症状が進んでしまうことがあります。

人間の体は、梅雨の時期にすでに

湿邪(「湿邪」についてはこちら→https://kampo.saishunkan.co.jp/posts/6327835)

によって体内に水分を溜め込んでしまっているうえ、

暑邪(「暑邪」についてはこちら→https://kampo.saishunkan.co.jp/posts/6615573)

によって体に熱がこもり、ますます熱中症になりやすくなっています。

また、本来、屋外で過ごすことで体は暑さに慣れていくのですが、去年に引き続き外出の機会が少なくなっていますので、より一層注意が必要です。

それでは具体的な対策はどのようなことをすれば良いのでしょうか。

すでに対策を行っている方もいらっしゃるかと思いますが今一度確認しましょう!

1、水分補給をしっかりと!

のどが渇いたと感じなくても、こまめに水分をとりましょう。

大量に汗をかかない場合でも、1時間に1回、コップ1杯程度の水分補給を目安に。

2、熱中症にかかりにくい室内環境を!

自分がいる環境の気温や湿度をいつも気にしましょう。

扇風機やエアコンで室温を適度に下げると同時に、日差しを遮ったり風通しを良くしたりすることで、気温や湿度が高くなるのを防ぎましょう。

3、体調管理を心がける!

普段からバランスの良い食事や運動で、体調管理を心がけましょう。

十分な睡眠も大切ですね。

4、入浴して「水の巡り」を促す!

暑いとついついシャワーで済ませがちですが、お湯につかることで、血液の循環もよくなり、汗をかくことで汗腺の機能が上昇し、溜めこんだ水分も出ていきやすくなります。

この時期は38~40℃のぬるめのお湯での半身浴がおすすめです。

我が家は、西側に窓が多く、リビングがある二階は、昼を過ぎると信じられないくらい暑くなる(-_-;ので、すべての窓にサンシェードをかけています。

また、夕方に打ち水もします。

日陰の地面に打った水が蒸発するときに周囲の気温を下げ、気圧の差が空気の流れを呼んで風を起こしてくれるそうです。

手間も費用もかからず、手軽に家庭で出来る暑さ対策としても有効ですね。

まだまだ続く熱戦、しっかり対策をしながら応援しましょう!!

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。