今週の土曜日は2月29日。今年は一日長いうるう年(閏年)ですね。
東京オリンピックまで150日を切りました。「うるう年といえばオリンピックが開催される年」と、つい最近までそう思っていましたが、実は例外もあるらしいのです。
私達が使っているグレゴリオ暦では、時間のズレを修正するために、次の3つの方法でうるう年を判定しています。
西暦年が4で割り切れる年は(原則として)うるう年。
ただし、西暦年が100で割り切れる年は(原則として)平年。
ただし、西暦年が400で割り切れる年は必ずうるう年。
です。
しかし、1900年のパリ大会(夏季)では、1900年が100で割り切れるのでうるう年ではなく平年での開催となりました。このように例外が発生する場合があるのです。
一方で、2000年のシドニーオリンピック(夏季)では2000年は100で割り切れるので平年となりそうですが、400でも割り切れるためうるう年の開催となりました。
ややこしいですね(-_-;)
また、現在では冬季オリンピックは、夏季オリンピック開催年から2年ずらして開催されていますが、1992年2月に開催されたアルベールビルオリンピックまでは、冬季オリンピックは夏季オリンピックと同じうるう年に開催されていたそうですよ。
ちなみに2100年のオリンピックは平年での開催となります。
そう遠い未来でもないため、現在の子供達は平年のオリンピックが見られる可能性がありますね!
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