世界1位の長寿国・日本
WHO(世界保健機関)が2018年に発表した統計によると、日本の男女の平均寿命は84.2歳で、世界で1位の長寿国です。
日本人が長寿命の理由の1つとして「日本の入浴文化」が一役買っている、とする研究結果も近年報告されるようになってきたそうです。
“お風呂の専門家”として、入浴の研究を20年以上され、お医者様である東京都市大学教授 早坂信哉先生の著書『最高の入浴法』に、長寿国日本と入浴の興味深い考察がありますので、ご紹介いたします。
■毎日の入浴で介護リスクが29%減少
日本の平均寿命が延びたのは、高度経済成長期、1950年~60年代です。この時期には衛生環境や栄養状態が格段に良くなったこと、また医療技術も発達した事もありますが、このころに一般の住居において「住宅内のお風呂」の普及が進みました。
毎日1回入浴、という習慣が人々の間に定着していったことが健康増進につながり、日本人の長寿に貢献したと考えられます、と早坂先生は著書に書かれています。
早坂先生の研究チームが行った最新の研究では、1万4千人弱の高齢者を調査したところ、毎日湯船で入浴をしている人は、3年後に要介護になるリスクが29%も低かったそうです!
そのことから、早坂先生は、湯船の入浴は健康寿命を延ばす、とも言えます、と教えてくれています。
■温泉旅行が大好きな日本人
また、日本経済が成長する過程で新幹線や高速道路なども整備されると共に、人々の間で“旅行ブーム”が起こります。その結果、全国の温泉地は賑わうようになりました。
今でも温泉旅行は人気があり、定番の旅行プランになっていて、1年間に述べ1億3000万人が温泉を訪れ宿泊していると言います。
健康効果の高い温泉に、人々がアクセスしやすくなったことも長寿につながっているという見方もできるでしょう。
安くて、手軽にできる入浴が、健康寿命を延ばすことにつながるとなれば、この日本に住んでいて活用しないともったいないですね♪
ぜひ、今日のお風呂の日は、ごゆっくりお風呂につかってくださいませ♪
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