【大寒の水が薬に!?】

1月20日は大寒(だいかん)です。

大寒は文字の通り「一年の中で最も寒い時期」と言われています。

そして大寒の時期には「寒仕込み(かんじこみ)」と呼ばれる作業が行われることがあります。

寒仕込みとは、この寒さを生かして味噌や醤油、日本酒などの仕込みを始めることからその名がつけられています。

気温が低い時期の水は雑菌が少ないと言われているため、長期保存する食材を作るのに向いていることから行われているそうです。

その中でも、小寒 (2019年は1月6日)から9日目に汲む「寒九の水」は薬になると言われるくらい良質と言われており、地域によっては寒九の水を飲むことで胃腸の働きを整え、健康になるという言い伝えもあるのだとか。


今年の寒九の水は1月14日だったので、飲むことはできませんが、小寒から立春(2月4日)までの間の水を「寒の水」と言い、先に説明したように雑菌が少なく良い水だと言われています。

ご自宅で味噌を作る方は今がチャンスです!


ただ、大寒に向けて朝晩だけでなく、日中も冷えることが増えますので、体調には気を付けてくださいね。

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。