【シャワーだけじゃ損!入浴の3大メリット】


5月もおり返しを迎えました。日中は汗ばむほど暑くなる日もあれば、夕方には冷えて寒く感じる程…。1日の中でも気温差が大きくなってきました。

洋服で羽織りもの、首の周りは紫外線対策にもなるストールなど、小物をうまく活用して体温調整をすると良いでしょう。気温差やころころ変わるお天気は、自律神経を乱してしまいがち。

「なんとなくだるい…」「疲れが取れにくい」という症状があれば要注意です。

そんな時には、日々のお風呂の時間を少し意識してください。

忙しいから、暑いから、といってシャワーだけでパパッと済ませたい気持ちもよーーくわかりますが、シャワーでは得られない、入浴してこそのメリットがたくさん!

今日は3つの入浴のメリットをご紹介します。

1、温熱効果

体を温めることで血管が広がり、血液の流れがよくなります。

血流がよくなると、体を動かすために必要な栄養分や酸素がスムーズに運ばれ、また老廃物やが回収されやすくなりますので、コリがとれたり、疲れが取れやすくなるのです。

温熱作用によって、神経痛が抑えられたり、関節のこわばりが和らいだりするほか、免疫力が上がる場合があるとも言われています。内臓の働きを助け、自律神経をコントロールする作用もあります。


2.水圧効果

お風呂の中でも、ちゃんと水圧がかかります。この圧力で、足にたまった血液が押し戻され、心臓の働きを活発にし、血液の循環を促進します。これにより全身の巡りが良くなり、足のむくみが解消しやすくなります。


3.浮力効果

お風呂の中では、体重が約10分の1になると言われています。

プールや温泉など大きい所にいくと、体が軽くなるのが実感しやすいですが、お風呂でも同じ効果が得られます。

いつも体を支えている関節や筋肉の緊張がほぐれ、足腰が日ごろの負担から解放されます。

見えない体の力が抜けることで、リラックス効果もグッと高まります。


体を洗い流すだけならばシャワーでも十分ですが、体の疲れやむくみを取る、リラックスする、美肌を作るといった効果を得るには、入浴したほうがお得。


ちなみに習慣的に湯船につかっている人は、健康状態がよく、睡眠の質も高く、また幸福度が高いという調査結果が出ているのだとか。

健康で若々しい毎日のために、浴養生を取り入れてみてはいかがでしょうか。





【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。