【高麗人参と長白参(ちょうはくじん)】

漢方といえば、高麗人参を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか?


実物は見たことがなくても、テレビの時代劇などで、病気のおっかさんのために何とか手に入れようと頑張る子供の姿を見て、きっと良いものなんだろうなと思ったことがある、そんな方もいらっしゃるかもしれません(*^_^*)


古来より、不老長寿の薬、万能薬などと言われ珍重されてきた高麗人参。

その効果は滋養強壮のほかにも、精神安定、抗炎症、免疫力の向上などの働きがあることは広く知られており、現代でも韓国料理のサムゲタンの食材、栄養ドリンク、漢方薬に配合されたり、様々な用途で利用される世界的に有名な生薬の一つです。

そんな高麗人参の中でも、百草の王といわれる最高品質の人参が『長白参(ちょうはくじん)』です。

長白参は中国東北部にそびえる長白山脈の深い原生林が生む土壌と、夏は35℃、冬はマイナス40℃にもなる激しい寒暖差がある気候の中で、たくさんの人の手によってじっくりと育てられています。

長白参は、苗を植えてから3年で大地の栄養を吸い尽くしてしまうため、一度掘り出し、その中でひげ根が太く育っている長白参だけを選別し、新しい別の畑に植え替えます。その後、さらに4年かけて大地の栄養を蓄えさせて、ようやく収穫します。

7年もの歳月と人の手間をかけて、私たち再春館製薬所が商品に採用できる『7年根の長白参』ができます。

豊富な栄養分を7年の歳月をかけて吸い上げた長白参は、細長い「ひげ根」部分に良質な有用成分ジンセノサイドが豊富に含まれています。

しかも、この「ひげ根」は1本の長白参からわずか2~3%しか採れない、とても希少な部位なのです。

ジンセノサイドとは、ginseng(高麗人参)とglycoside(配糖体)の合成語で、他の植物には含有していない高麗人参だけの特有成分です。しかも、ジンセノサイドには数十種類の有用成分があり、その中にタンパク質合成作用のある成分があります。

人間の体には本来、自分で回復する力が備わっていますが、年齢と共に、その力が衰えていきます。たとえば、今までと同じように食事をしたり、運動をしていても、若い頃のようには筋肉がつかないのは、そもそも筋肉をつくりだす力自体が衰えてきているからです。

食事と運動はとても大切です。それと同時に、衰えてきた自己回復力も高めてあげることも、とても大切です。

「何だか、今までのようにはいかない。」

そんな風に感じた時には、無理をしたり諦めたりしないで、古来からある生薬の力を取り入れてみること。そんな選択肢があるかもしれませんね。


≪長白参エキス☓必須アミノ酸の力≫

★年齢筋力応援 長白仙参(ちょうはくせんじん)★

【再春館製薬所 公式ブログ】おうち漢方

『おうち漢方』は再春館製薬所の公式ブログです。 漢方というと、専門的なこと?難しい?ちょっと私にはわからない? でも、漢方の考え方は、古くから日本の風土や暮らしに密着し、ずっと前からの日本人の知恵、とでも言い換えられるほど、私たちの生活や日常に根付いているのです。だからこそ、私たちは肩ひじ張らず、毎日の生活に役立つ「漢方」の知恵を、わかりやすくお伝えしていきます。