漢方を身近なものに感じて頂きたい!ということで、痛散湯篇の第3回目の投稿は、“杏仁 (きょうにん)”をご紹介させていただきます。
痛散湯に使用されている“杏仁 (きょうにん)”という生薬は、バラ科の杏の種子を乾燥させたものを使用しています。“杏仁”という文字・・・「きょうにん」ではなく、「あんにん」と読まれた方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
日本では「あんにん」と発音しますが、中国では「きょうにん」と読みます。杏仁は苦味の強いものと、甘味の強いものの2種類あり、甘味の強いものは、お菓子の甘味料として使われることがあり、中華料理の代表的なデザート杏仁豆腐は、字が示すように、杏仁(甘味の強い方)が使われています。
このように生薬・漢方は、私たちの健康に役立つものだったり、実は食事など日常生活の、とても身近な所にも存在していたり・・・。自然の力を多くの所で活用していることに気が付きます。
漢方が少しでも身近に感じて頂けたら嬉しいです。
他の生薬に関しても別の機会で紹介させていただきます(^^)
▼再春館製薬所の『痛散湯』
5つの生薬の力で、肩・腰・ひざなどの痛みを緩和。
何度も繰り返す体の痛みにお悩みの方へ
http://www.saishunkan.co.jp/tsusanto/about/index.html
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