長引いた残暑もようやく落ち着き、本格的な秋がやってきましたね。
活動的に過ごせる良い季節ですが、「なんだか体がだるいな」と感じている方はいらっしゃいませんか。
それは、もしかしたら秋の深まりとともに生じる寒暖差や気圧の変化などが心や体に負担となり、「気(き)」が不足してしまっているせいかもしれません。
漢方の考え方では、人間の体は「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つの要素がバランスよく体を巡ることによって健康が保たれているとされていますが、どれかひとつでも不足すると、バランスが乱れやすくなります。
旬の食材で「気」を補って、バランスを整えていきましょう。
秋は「収穫の秋」、「実りの秋」と言われるように、自然の恵みがふんだんにとれる季節です。
栄養豊かな旬の食べ物は強いパワーを持ち、「気」を補う作用に優れているので、味わいながら取り入れたいですね。
具体的な食材は、キノコ類、サツマイモ、山芋、里芋、ほうれん草、イワシ、サバなどです。
これらの食材をお味噌汁やスープにすることで、毎日のように手軽に頂けそうです。
例えば、
・しめじと長いものお味噌汁
・サバとほうれん草のトマトスープ
・さつまいもとキノコのコンソメスープ
・イワシのつみれ汁
などなど組み合わせはいくらでもありますね。
豚汁のような具沢山にしてもいいですね。
この先は、冷えも気になります。
一日一杯のスープは体も心も温めてくれそうです♪
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